blog

すべての技には時がある

2014年07月27日

7月26日、佐倉市にある国立歴史博物館を訪ねたあと、茨城県大子町の米農家・大久保秀和さんのところへ向かった。翌朝、巨大胚芽玄米カミアカリを育てている大久保さんの田んぼへ。同じ日に田植えした苗でも、肥料を施したものとそうでないものでは、もう背丈が15cmほど、ちがう。
「実験してるんですよ。」
と言うけれど、その実験は1年に一度しかできないわけで。

コンピュータ仕事をしていて、ちょっとマック(apple社コンピュータ)が時計グルグル、考え込んじゃうと、んーってイライラしたりする。陶芸の仕事は、形を作る時すら、ここで休んで土が固くなるのを待たないと次へ進めないとか、ようやくできたらゆっくり乾かし、窯がいっぱいになったら、素焼きをして……その頃には、何をやりたかったのか、わからなくなる。

自分はがまんづよいかと思ってたけど、比にならない。
「すべての技には、時がある」とはよく言ったもんだ。

肥料ナシのカミアカリ。よく見る田んぼは、稲がみっちりぎゅーっと植わってるけど、スースー風通し良さそうで、背は低いけど、アンタっちのびのびしてんね。

<金子みすずさんの詩>
『土と草』
母さん知らぬ
草の子を、
なん千萬の
草の子を、
土はひとりで
育てます。

草があおあお
茂ったら、
土はかくれて
しまうのに。