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布のこと、いろいろ。

2014年05月03日

今日から3日間、世話になる友人宅のリビング。手織りじゃないけど、布だらけ。

先週末からずっと洗濯をしている。冬の毛布からネルのシーツ、ふとんカバーを片づけて、セーターを手洗いして、ヘトヘト。

ものが少なければ、用事も減るし、電気も使わなきゃ、洗剤も使わんわけで、時間もたっぷりってことになるんだか?

登呂遺跡の出土品に、繊維はほんの1.5cm角くらいの小さな麻布しか出ていない。シンガポールからテキスタイルデザイナーの友人が登呂博物館を訪ねた時、「え??私の仕事って、こんだけしか残んないの?」と愕然としてた。植物の繊維は有機物だから、分解されてなくなっちゃうからなぁと思った。

先日、仕立て屋さんの高部さんにその話をしたら、
「いやいや、本原さん。わりと最近まで、んーっ江戸時代も布は手織りで貴重品だったの。着物が傷めば、継ぎ接ぎするし、小さく仕立て直して子供用にしたり、最後は紐や雑巾にして、徹底的に使ったから、ないんだよ。」

冬物を片づけながら、断捨離じゃ!と着ないものは処分しようと思って、洋服ダンスをみると、小学校からの親友の結婚式にと、27年前に買ったワンピースに黄色い染みがところどころあって、もうダメかな…と一度ゴミ袋に入れた。30分後、やっぱり一度しみ抜きしてみようと、重曹と漂白剤を混ぜたものに湯気 をあててみたら、取れた!!うれしーっ。形が綺麗なんだもの。諦めなくてよかった。私の喪服は、母が結婚前に祖母に仕立ててもらったもの。いい形なんだなぁ、コレがまた。

ユニクロの部屋着用横縞のパンツ、膝に穴が空いてしまったのは、コンピュータのACアダプタとマウス入れに、前のマンションで使ってたカーテンの布で化粧ポーチを作り、ソファを買い換えて、不要になったソファカバーはクッションカバーに仕立て直した、私。

布もったいないDNAは洋裁をしていた母から受け継いだんだろか?や、人はそうやって織物と付き合ってきたんだろな。

登呂遺跡には、今なんで、こんな暮らしをしているんだろ?と考えるきっかけがたくさん。
2014年度ARTORO「土がぼくらにくれたもの」参加者募集の告知がおそくなってしまって、もう5月の予定が入ってる方もいるかもしれまさんが、まだまだ参加者募集しています。

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