blog

昼間できることをやって、夜は休む。

2014年04月09日

えーっと。ろうそく1本で過ごしています。何を食べてんだかもよく見えないけど、1つの灯りでずいぶんと明るいんだなあと感心する。

こんな記事をfacebookの投稿で見つけ、今日は暗闇治療って決めたのだけど、だいぶ陽が落ちてから夕飯作ろうかと思ったら、暗い、暗い。そして調理するのにも、食器棚あけるにもろうそくないと見えやしない。うちに唯一あるマッチは、箱、擦る茶色いとこ(側薬<がわぐすり>っていうのな)が湿気てて、けっきょくガス台から火をもらうことになったら、“このガス台”も乾電池でカチカチってしないとムリなわけ。*あー、地震や停電に備えてるみなさん、マッチ大丈夫?ライター持ってるの?ウチ、ないけど。なるべく、ガスを使うの、やめとけとシャトルシェフでポトフを作った(ガス使用時間5分)のだけど、食べるったって、何食べたてんだか見えない。

ニュピ。バリ島のお正月。ある年、バリ滞在日程が偶然、ニュピの日にあたった。ニュピ前に島民は皆、川や海へ浄めに向かう。昔、山村の人はぞろぞろ歩いて海へ向かったようだけど、トラックの荷台に溢れんばかりの村人が満員電車みたいに立って乗り合いしてる図は圧巻だった。ニュピ当日、観光客もホテルから出てもいけないし(外に出たら警察につかまる)、電気も使っちゃダメ。住民は食事もしないし、ガスも使わないこの日、空港も閉鎖。

あの晩、空はとてもとても美しく明るかった。地上が真っ暗だとこんなにも星は明るく照らすのか!とびっくりした。電気も使わず、息をひそめているのは、「この島には誰も住んでませんよぉ」といないふりをして、邪が通り過ぎるのを待っているのだそう。空からみたら、バリ島だけ真っ暗って何だか素敵だ。

そういえば、ロンドンにいた4年半、テレビもなかった。(フレディー・マーキュリーの追悼コンサート観たさに帰国直前に、白黒テレビ買ったけど…)お金がなくて、空き家占拠人(squatter)だった頃、冬にヒューズが飛んで停電し、ろうそく何本も立てて1ヶ月ほど暮らしてたこともあったなぁ。イギリス滞在中のタフネスぶりには驚いちゃうけど、若かったのに加え、わたしはこの1998年に書いたノートにあるように、目的を見失うほど過程を楽しんでしまう。だから、このロウソク一本の暗闇治療に何の不便も感じず、逆に超たのし~い!

そして、暗闇2日めの今日。

『陽があるうちにできることをやろう。』単純にすごく、そう思った。

夜は闇。そしたら休めばいい。24時間、昼間みたいに仕事ができるようにしてること自体、おかしくないか?昼間できることをできるだけやって、夜は休む。

たぶん、一番の節電。

関連記事:ニュピについて
シャトルシェフについて