2009年3月7日 晴れ

私を辻さんとめぐり会わせてくれた”WISH YOU WELL”
辻さんの家ではてるてる坊主がわりにぶら下がってるそう。
ギャルリ灰月さんで2008年10月に行った『境い目の住人〜inhabitant on the boudary〜』展のとき、‘wish you well’を辻和美さんが買ってくださったとオーナーの滝澤さんから聞きました。
「ガラスの売れっ子作家さんよ。」
私はオソロシイほど、他の作家さんに疎いのでわからなかったのですが、そのお名前の響きがキレイだったので覚えていました。
近くのギャラリー「メ・ポトリ」さんから辻和美さんの個展案内。ワークショップを終えて訪ねたら、スラーっとした女性がいました。
ただ1つの素材と向き合っている、同じ時代を生きるヒト。
作品を介して会えたコトも嬉しい。
天井から吊られた大きなガラス球4つが、ぎりぎりおたがいぶつからないようにモーターでブンブン回ってるというインスタレーションの作品。その写真を見ただけでゾクっとした。大阪の会場に居たわけでもないのに、今もこうしてvisionが浮かぶ。
辻さんは今、メポトリさんにあるような吹きガラスの愛らしいコップやお皿も作っている。最近作は、ひびが入っていたり、われたもの。と言っていました。2008年のブリキ星さんで発表したわたしの作品は焼いていない土が湖で溶けていく様を撮った映像。
用途あるもの(はっきりとヒトが使える道具)をつくる人が使えないもの、fine artやインスタレーションとカテゴライズされるような在り様になると、摩擦が起きる。それはどうも、土でできている、または、ガラスだという素材がなによりも早く、見る人とコミュニケーションをしてしまうことと関係があるように思う。
おなじ境界に立っている人。
私は、土という素材と表現している。それだけ。

