2009年5月17日 雨

残りの人生、どうしよう?とつぶやいた自分にびっくりして眠れなくなったのが、37歳のある晩。
それまで、これからどうしよう?だったのが折り返した!と思って、あせった。同時に、まだ半分?まだこの倍あんの?と思うと、もう少しゆるゆる行こうとも考えた。
実際のところ、日本女性の平均寿命86歳なので、折り返しは43歳。86平均ってことは、余裕で90〜100歳の方がいらっしゃるというコト。長生きしたら、オモシロソウだから長寿世界一めざそう!とも思うが、今はとつぜん明日がないってコトもある。

と、ゴミを片付けながら思ったの。うち、生ゴミはリサイクラーで堆肥にするし、雑紙も分けて出すのに、それでもこんなにゴミが出る…どっかで限界が来るね。それに立ち会うの、めんどくさいって思っちゃったところが、折り返してるか…。いかん。

4月16日 晴れ

夫が静岡経済研究所の方から聞いたお話。
「2兆円ってどういう金額か分かりますか?」
「1日100万円使って、使い切るのに、5400年かかります。」
急に、リアル。

2009年3月22日 雨

麻生総理との有識者会合がネットですべて見られるというので、夕食後に見始めた。

おもしろい。やる意味あるじゃん。
ものすごい大胆な意見とか、いろんな視点があって、これは政府の人たちだけじゃ出ない。

平等に税金をとれるのは消費税しかないと思う。消費税、イギリスでは17%、アイルランド21%、スウェーデン25%で先進国の平均は15%くらい。日本と違うのは、生活に必要な食料品には税金がかからないし、電気代も税率は軽減されている。テレビ買ったり、車買ったり、レストランでお食事したら17%課税。お金のある人が、なくても生きていけるものを買ったら、税金を払う。日本で消費税上げるって言うとみんなガタガタ言うのは、生活必需品にも消費税かかるからだね。

この会合のなかで面白い方がいて、消費税を20%にあげ、そのかわり還付金は一律ひとり20万円にするという。こうすると、4人家族の年間消費額が400万としたら、80万税金を払う事になるけれど、還付金が20万×4人だから80万で、チャラ。低所得家庭で年間消費額200万の場合、40万の税金を払う事になりますが、80万の還付金があるので逆に40万プラスの援助になる。消費税20%に引き上げで税収36兆円。24兆円を還付金に使っても、残りの12兆円を年金やら社会保障に回せる。スゴイ!これなら、今の課税対象のままいけるじゃん。

あと、1400兆円もある高齢者の貯蓄をどうやって、内需拡大(消費)に回すかって話。生前贈与に課税しなければ、お金の必要な若い世代が家を建てたりしていいんじゃないか?とか。いや、彼らは現金で持っちゃってるから、この際、新紙幣を発行して、銀行に交換に来たら、課税すれば絶対逃げらんないとか。

なんで日本が世界一の貯蓄率で高齢者が金持ってるかって言うと、やっぱり社会保障がしっかりしてないから、自分の老後は自分でってなっちゃうのが原因。消費税が高い国は、社会保障が充実してるもんね。イギリスでもnational healthの医療費は無料だった。

そっかあ。

新聞やテレビのニュースは誰かが大事って思うとこが選ばれて並ぶけど、会議の様子がぜーんぶ見られるっていいね。自分でつまみ食いすると、よくわかる。

投資すべきは、これからこの国を支えて行くわかい人たちの教育、働いてても、また勉強して資格を取れる機会。そして、こんな平和な国に暮らさせてもらってるのは、戦争に負けても、ガンバッってこの国を作って来た人たちのおかげで、彼らの老後はみんなで保障してあげたいよ。

説教臭い?

ぜんぜんカンケーないけど、夕方ラジオにスチャダラパーって人達が出てて、名前しか知らなかったけど、いいヤツだって思った。

いろんなオトナがいて、いろんな役割があって、オトナになるのもけっこう悪くないよぉって言いたいな。誰に?

みんな違うんだから、ちがう事言ってよくて、あきらめんのは、やだな。

2009年3月10日 晴れ

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このカセットしか聞けないデッキを持ってる自分が誇らしい

本を読みながらお風呂に入ります。湯船に落としたりせず、巧いこと読める自信があったのだけど、このところ2度ドボンしてしまい、1冊は図書館の本だったため、弁償しました。

図書館には、だいたい具体的な目的をもって行くことが多いのですが、このあいだは本を返却してぼんやり館内を歩いていると、カセット本が目に入りました。「コレだ!」と新潮カセット講演「小林秀雄」を借りてきました。

その年代でしか考えられないコトがある。だから、壮年なのに少年のような考え方をする…とかぜんぜんカッコイイと思わん。そりゃ、若者に媚びてるだけだ、と思ってる。
聞き間違いでなければ、小林秀雄さん、同じこと言ってる。
おこがましい(笑)

次は、落語を借りてみよう。志ん生か小三治?

2009年2月28日 晴れのち曇り

4月21日〜30日テアトルデソンスギャラリーで行われる「コレカラ展2」に出品する作品の撮影を玄関先で行っていると、ご近所の渡辺さんの奥さんが「あれは、何ですか?」
「お皿じゃないですよね?」
「何なんですか?取手みたい。」

陶芸をやっている=「茶碗を作っている」と思うのは当たり前のこと。けど、こういう問いに答えられない。
「オブジェです」←オブジェってなんだよ?これだけは言いたくない。

土と私とでできる、あらゆる可能性を探しております。
そんなとこだろうか。

2009年2月25日 雨 東京は雪

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ワークホリデーでイギリスに行っている卒業生から『ZUBES』が届きました。やった!これでもう、鼻炎はこわくない。大切にいただこう。
ときどきメールで近況を知らせてくれる彼女。ZUBESと一緒にうす緑の便せんに丁寧な文字で手紙が添えてありました。返事を書こうと、どの便せんにしようかレターセットをひっくり返す。

わりと身近な人が、インターネットで知り合って結婚する。2人はもう、子供もいて幸せそう。いろんな出会いがあるんだなぁと思う。

ロンドンのシェアフラットで上の階に住んでいたキヨミさん。日本人ツアー客の空港送迎をしていて、朝早いからいつもピリピリしてた。あるとき、「もう帰ることにした。最後に誰かイギリス人の友だちがほしい」とTimeout誌(日本のぴあ)の‘Lonely Heart’のコーナーに投稿、「日本人女性。イギリス人の友だちがほしい。」そしたら。どばぁ〜っと手紙が届いて、その中で、青い封筒の建築家と結婚した。すーごくキレイになって。彼は日本人女性に興味があるものの、街中でいきなり声をかける勇気がなく、筆をとったんだそう。GuardianやIndependent(日本でいえば、朝日や読売みたいな新聞)にもLonely Heartのコーナーはあって、「夫に先立たれて、子供も育ち、誰か週末一緒にオペラを見に行く友だちがほしい」とか。わかりやすい。でもコレも今はネット上で行われているのかな?

私は、顔とか、声とか、匂いとか、触ってみたい。その人の時間や気配を感じることのできる手がかり、便せんの色、ペンの種類、切手、ハガキの写真…から妄想したい。画面に並ぶ「ありがとう」の文字は、たったのすぐに彼女に届くけれど。彼女が封筒をポストに見つけて、差出人を確かめる。封を切って、綺麗に畳んだ便せんを広げて文字を追う、そういう時間の設計を考えるのが、好き。

2009年2月26日 

アムステルダムで起きた航空機事故について、報道されている。
毎度のことながら、「今のところ、日本人の乗客はいなかったもようです。」

2005年のロンドン同時多発テロが起きたとき、テレビのニュースや新聞を食い入るようにみていたけれど、どうして犯人がわかったのか、どこも言わない。なんでだ??と、その前後の英字新聞を取り寄せて見ると、‘ある母親から警察に電話があった。「同時多発テロが起きた日に、息子がロンドンに行ったきり、連絡が取れない。もしかしたら、息子はテロに巻き込まれたのではないか?」母親が伝えた当日の息子の服装は、ダブルデッカーバスの実行犯の遺留品と一致した。’ 息子を思う母の想いが犯人特定に至ったという事実。

新聞には事実が載っている、NHKは誇張しないとか、ある。ニュースとしてはどこが大事か、みんなが知りたいのはここだろう!を決めてる人がいるってこと忘れがち。わたしの所に届く前に誰かのフィルターをとおってる。

だけど私、そこまで行って確かめられない。いろんな情報をニュートラルに聞いて、それで私はどう思うか?って、しょぼくても答えを出したいと思うけど、毎日毎日、いっぱい情報が飛び込んできて、いちいち考えてもいられらない。

けど、遠くの世界で起きていることも自分の作るものに影響していると思う。

2009年2月25日 雨

最近の病院にはタリーズが受付前にある。
検査結果が出るのは1時間後。お茶でも飲んで待っていようと、カプチーノを注文して窓際の席に座った。病院内ですから、あたりまえなのだけど、車椅子に乗った女性が息子さんと隣のテーブルにいらした。青年は平然とお母さんと話している。わたしときたら、女性の口元に連なるかさぶたを見られない。お茶も飲めなくなって、いたたまれず席を立った。「窓際は寒いから」とかさぶたみたいな言い訳をして。

いろんなバイトをした。マジシャン三宅一星(←いいの?!)のアシスタント(アラビアンナイトみたいな服着た)、COOPの冷凍食品の仕分け(北極隊みたいな格好) 、ファミレスのウェイトレス(皿を一度に4~5枚持てるようになった)、LONDONではDuty Free Shopでショップアシスタント(エルメスのスカーフ売ってた)大学院の時は、昼休みに学校のCafe、夜はBar(ギネスがどうしても泡ばっかりになって、こっそり捨てた)で働いた。生徒会がバイト代をくれるってすごいでしょう?
何をやっても食っていけると思ってた。

けど、看護士だけはムリだと思った。フツーに笑顔で接するってタイヘンな事だ。

違和感をどうやって受け入れられるようにするか?ただそこにあるものを、そういうこともあるって、頭では理解できても、カラダのどこか深いところがついていかない。これについては、もう少し考えなければ。

2009年2月10日 曇りときどき雨

朝、TVつけたら『ギャル米』って言った。なんだ、それ?カリスマギャル社長(ダレ?)が農業に参入。ギャル仲間を集めて、田植えを決行、この秋にはギャル米を売る。カワイイ作業着も今、デザイン中。なんか、スカっと笑った。砂浜がタイヘーンとみんなでゴミ拾い運動したり、AIDSキャンペーンもしたというこのシャチョさん。自給率がやばいよぉ、と今度は農業ってこの単純さと、きらきらギャルが農業…意外と元気の出る風景が想像されて、ちょっといいじゃんって思った。そういう入り方もありだなって。

けど。BRUTUS 656号の「みんなで農業」にはひいた。グラフィックデザイナーの佐藤可士和氏が「土の温かい感触が僕のクリエイティブの源です」「ファーム行くときは何着てこっかと悩むし…」となりで化粧風味の女性が野菜持って笑ってる。管理は農園にお任せで、種まきと収穫してファーマー気分。

先日、2年前に実父の他界を機にみかん農園を継いだ友人から招待状が届いた。「アグリテラピーの講演会」。なぁに、それ?

いろんなところでアグリライフ
どうか、農業のプロに失礼がないようにしてほしい。

関連したような記事「土を遊ばせるなんてもったいない」「ザッツ紙」

2005年10月8日 

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なんだか、ちぇってな気分だったある日。夕食を終えて、「新聞紙でも見てやるか。」とつぶやいて、ハッとした。

「今日の新聞」を「新聞紙」と呼んで、無意識にバカにしたんだね、私。
そっか。今日の新聞だけが「新聞」。これ、明日になると「新聞紙」になっちゃう。新聞は情報のことで、新聞紙はという物。同じものがたった1日でアイデンティティーを変えるんダ。今日の新聞をモノ扱いした、わたしのイジワルにびっくり。

はたして。揚げ物をする母に「新聞紙、持ってきて!」と言われて、それは古新聞のことで今日の新聞は使っちゃいけないって、何歳からわかるようになったんだろう?

物の認識の仕方って、誰かが教えてくれるものではないね。経験から知ること。なーんにも知らずに生まれて来て、いっぱいいろんなコト覚えたんだねー、わたし。

物のあわれ、というものか。(←使い方、合ってる?)